知りません、は通用しない。YG

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ドクン、と胸が大きな音を立てた

｢…………な、、ん、て…おっしゃいましたか？｣

JN｢…さくら。
当時からカンサナの君への執着は尋常ではなかったんだ、でもあの時とは違う。
君はもう警察官だ、しっかりしなさい｣

｢…………………っ、｣

YG｢ヒョン、｣

JN｢幹部に報告はあげてある、そして彼女がこの辺りに身を隠して、一連の騒動を起こしている可能性が高い。とみてる｣

YG｢今日、目撃者をもう一度連絡とってみたら全部が架空だった、今までの目撃者で連絡とれた奴はひとりもいねーんだ｣

JN｢やっぱり、そうだったか｣

｢…！！！……どうしてでしょうか？っ、なんでサナはそんなことを｣

YG｢………それは本人に聞かねぇと分かんねーだろ。っていうかお前、警察寮だよな？｣

｢いえ、女子寮の応募締切をすっかり忘れてしまってたので…アパートに｣

JN｢それ逃すと…空きが半年後までないの知ってる？はぁ、｣

YG｢署長命令とかないんすか？｣

JN｢………ユンギは寮じゃなくて、一人暮らしだよね？さくらの直属の上司だよね？ね？｣

YG｢ーー。｣

｢大丈夫です！そんなっ、男女がひとつ屋根の下っていうのは気が引けますから｣

YG｢おい、迷惑ですから、が先だろーよ。
……いーよ、あいつが施設に戻るまで。俺が護る｣

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