知りません、は通用しない。YG

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｢あっぱぁぁ、おんまぁぁぁ………｣

どれだけ泣き叫びながら、
ふたりの身体を揺すっても
起きてくれない

あの日から、私は……





｢うわぁ！！！！！！！｣





…………完全、遅刻じゃん。




｢もうっ！なんでいつも諦めちゃうの？目覚まし君の悪い癖だよ！！｣



携帯のスヌーズ機能に文句をつけながら
着替えてそのまま
慌てて顔を洗って、歯磨きして、髪を結う




｢いってきます！！｣

写真立てに手を合わせたらカバンをもって玄関をでる




朝食を抜いたこと以外、
私の朝のルーティンである







キーンコーンカーンコーン


｢げ｣

NJ｢早く席につきなさい｣

｢はい、すみません;;でも先生？コーンのン、には教室にいたと思うんです！！……遅刻で、すか？;;｣

NJ｢………(ｺｸﾝ)、HR始めるぞー｣


………なんともいえない圧をかけられて
トボトボ席に着くと

SN｢どんまーい｣

サナが笑いをこらえてる

｢はぁ、だったら朝食とってくれば良かったよ｣

SN｢また食べないで来たの？まったく…ほら｣

こっそり渡してくれるウィダーインゼリー

｢……乁(°ω°`乁)マジ神✧*。｣

SN｢朝練の後、後輩にもらったんだわw｣

サナは、なんとも見た目は派手なのにバレー部のエースなんだとか。

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