綺麗になった ページ8
戻ってこい、なんてすっかり忘れてたけど店の横を通ろうとしたら
YG「なんで素通り?」
私服に着替えてるさっきの店員がいた
「うわぁ、びっくり…!な、んでしょうか?」
YG「…戻って来いって言ったよな?」
「…あの、」
スタスタ歩き出した彼、
…え?どーゆうこと??
YG「終電ないだろ、車だから送ってく」
「は?いや、あの…お兄さん」
YG「……………………は?
まぁ、いいや。歩くよりか早く帰れるし危なくねーぞ?どーすんだよ。決めろ」
「じゃあお言葉に甘えて、すみません」
YG「ん、なんかの縁っつーことで」
黒の車に乗り込んで、住所を伝える
YG「シートベルトしろよ。」
「はい、しました!…お願いします」
無言。
他人の空似なんかじゃないのはもう酔いが覚めて
はっきり気付いてしまったが、今さらで…
心地の良い洋楽だけが流れてて眠たくなってくる
綺麗になった、
聞こえたのは気のせい…か、夢
YG「おーい、ここ?着いた」
「え?!……あ!ありがとうございます!ごめんなさい、つい爆睡しちゃってて。お兄さんもお疲れのところ、運転してくださって本当に助かりました!」
YG「…は?」
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作者名:mint | 作成日時:2020年8月16日 23時