羨ましい距離 ページ44
YG「……飲む?」
サイダーを差し出してくれて、「飲むっ!」
と笑顔で受け取れば、
ぐっと覗いて、
YG「化粧してないと幼くみえるのな」
なんてニヤッとしたから
「はいはい、どーせ、サイダー好きなお子様ですから……すっぴんでなおさら幼いですねぇ…」
YG「くくっ、なにその拗ね方、可愛い。湯冷めしないようにな。」
ポン、と頭に手を乗せてお風呂へ行ってしまった
ひとりでリビングのソファーにごろーんとしてみる
ジミンとサナは、ふたりとも
いないから散歩でも行ったのかな?
と窓から外をみてたら、
ベンチに座ってサナがジミンの肩に寄りかかってる……………はぁ、羨ましい距離だなぁ…
分かってはいるものの、
私には難しいかもしれない
スーパーがつくほどの、恋愛初心者だ。
彼氏がいた事はあるものの、子供だったからただ一緒に映画やクレープくらいだったし、ユンギのことがあってからは……恋愛のれの字もなかったし……
YG「…いちゃこくなって、あいつらの方だろ。ったく…、…眠いの?」
「ん、はしゃぎ過ぎたみたい。眠たい」
YG「歯磨きするけど、一緒行く?」
「うん」
ソファーから起き上がって、洗面台についていき並んで歯磨きをする
YG「笑。もう半分寝てんだろ?」
「……そうかも、目が開かない、笑」
歯磨きが終わって、
シングルベットがふたつ並ぶ部屋
YG「ひとりじゃ怖いだろから」と、部屋にきてサナが寝るはずのベットに横になった
「いや、怖くないけど………っ、」
YG「ん、俺がこのままそばで寝たいだけ…寝よ」
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作者名:mint | 作成日時:2020年8月16日 23時