5年後の私 ページ5
あの日以来、私はまったく恋というものをできずに大学を卒業した成人をとっくに過ぎてしまった
音楽事務所の事務に就職したものの…
TH「ねぇ、いつ連絡先教えてくれんの〜」
なぜか入社した翌日から
所属アーティストに絡まれるという予想外な社会人生活を送っている
「Vさん、あの」
TH「テテって呼んでくれなきゃ動かなーい」
「あの、私はスタッフとかでもなく事務職なんで…あの、名前もそういう訳にはいきませんし…」
TH「ほんと、真面目だねぇ…さくらちゃん」
ちょっと機嫌を損ねた顔をしてる
「すみません。」
TH「悪いと思う?」
「はい」
TH「じゃ、とりあえずカトクのID!ほらっ、」
NJ「はぁ…やっぱり、ごめんね、また君にちょっかい出してたんだろ、業務に差し支えただろ。すぐに連れてくよ」
Vさんのマネージャーの、ナムジュンさんは
いつもここへ迎えにきては私の事も気遣ってくれる
TH「えぇぇぇ、今日こそはゲットできそうだったのに…ナムヒョン、鬼なの?ねぇ、鬼?」
ははっ、と笑いながら
泣き真似してるVさんを連れ去っていく
「ありがたやぁ〜」
つい拝んでしまう。業務を終わらせて帰ろうとしたら
先輩のホソクさんにつかまった
HS「今日、新入社員の歓迎会、やーーっとやれる日だから強制参加すること!」
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作者名:mint | 作成日時:2020年8月16日 23時