にゃんだふる。４ YG

素直じゃない私たちは。 ページ3

YG「早く、さん、にー、い…ち」

「……見れません。振り返れないです」

YG「は？(笑)やっぱりバカだな」

足音が聞こえたら…目の前に影…




動かなきゃいけないのに、
動けない




YG「っ…」



涙が地面に落ちるくらい溢れてるのにびっくりしたのか、ユンギさんが顔を歪ませた気がする






言わなきゃ、

もう二度とこんな事がなくなるように

私達が傷つけ合わなくていいように……


最後の言葉を。。









「……あの、私達」








久しぶりに感じた、大好きな匂い……
思わず持ってた荷物を落としてしまった





YG「俺が悪かった。
だからその続きは、言わないでほしい」





卵割れてしまったかな、なんて
頭の中どこか冷静な自分もいて…






「ユンギさん……っ」



YG「ひとりで抱え込ませて、ごめんな。
……俺がいるから…俺の事まだ好きなら
ひとりで苦しんだり泣いたりすんな」



「っ、浮気って…ずっとしてたのもユンギさんじゃないですか！隠れて会ってたのも、連絡してたのも、……っ、、だから私がっっ、」




うぅ…と嗚咽になってもう言葉がでなかった


YG「うんうん、ごめん。ごめんな」

やーい、泣かせてやんの→←なわけないだろぉぉ

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