にゃんだふる。２ YG

待たない ページ8

仕事終わり、ご飯を済ませてから
ミンのところへ向かう……




「ミン、お待たせ！ごめんね、お腹空いたでしょ？」

“にゃんっ”

私をみて喜んでくるあたり…愛おしすぎる




それからご飯をあげて
遊んで………




時計の針が進んでいく




連絡しようにも、社長といると思えば…
出来ないし

待つのやめよう。

傷つくのも…馬鹿らしいから


膝で寝ていたミンをそっとおろしたら
本格的に寝ようと思ったのかユンギさんの
寝室へ行ってしまった…


なんだ今日はやたら、冷たいな。笑


でも心のどっかで
待ってる自分がいて情けない









「はぁ…仕方ないよね、
好きだったら…仕方ないんだよね

ユンギさんが決めることなんだもん」








……よし、








「ミーン、帰るね…おやすみ」









ザーーー、といつの間にか降ってた雨に









急ぐこともなく…家路に着いた頃には








ずぶ濡れだった…





ミンを連れて帰れたらどんなに良かったか


いつもより少し熱いシャワーを浴びて
携帯を眺めてる




連絡なんてあるわけないのに………





好きって気持ちは、


隠すことは出来ても


無くすことはできないんだって





分かってるから、苦しいな｡

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