泣いてもいいですよ、 ページ49
YG「ふぅ…なんか落ち着いた」
「落ち着いた?」
YG「お前とチビと飯食ったら、久しぶりに飯が美味かった…」
「そりゃあ、ユンギさんの手料理はプロ並み…
って、そういう意味じゃないか…
あの、
ユンギさん」
YG「ん?」
「……私、恥ずかしながら……どんなに盛ってもCなんです……」
YG「?何が」
「だけどそれでもいいなら、
どーんと、どうぞ?
…泣けなかったんでしょ?ずっと。
さくらのここ、空いてますよ」
芸人風におどけて両手を広げてみる
YG「…くく、、、じゃ板じゃない事を願ってちょっと借りようかな」
ぐいっと抱きしめられてから数分で…
震える頬が肩から伝わるから
そのまま頭を撫でてあげる
YG「…最低だって、分かってんのに…
仕事中は切り替えられんのに……っ……」
人には話しずらかった恋が
人には話せない恋になってしまったんだから
きっと思うよりずっと
ユンギさんは苦しいんだ…
背中を優しくトントン、としてたら
ミンも心配してユンギさんの背中にぴたっとくっついて座る
しばらく鼻を啜る音を聞いて、
トントンしてたら………急に重たくなって
「ミーン、もしかして、ユンギさん、、寝てる?」
ミンにしか聞き取れないだろう声で(もはや口パク)で聞いてるのに、ミンも爆睡
ユンギさん、泣きたい時は泣いても良いですよ。
2匹でそばにいますから。
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作者名:mint | 作成日時:2019年5月18日 0時