にゃんだふる。 YG (ページ43)

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こんなに苦しいなんてページ43

YG「…っ、なんだよ。」

携帯をみて、顔を歪ませる

「出るんですか？それなら私」

YG「いや、出るつもりない」

しばらくしたら…

ピンポンが鳴り出す…

もしかして

「お願い！！話くらい聞いてよっ！！！」
玄関からそんな声がする…

やっぱり…

ど、ど、ど、ど、

どうしよう。

YG「………こっちの部屋にチビといてくれ」

「靴と荷物を…こじらせてもなんですし」

YG「笑。ん、そうだな」

気づいてしまった今、
出ないで欲しい、なんて思ってしまう
会わないでほしい、傷つかないでほしいから

彼女を諦めてほしいから。。

すぐ声が聞こえる

YG「おい、入るなよ」

社長「嫌だ、ユンギといたい。お願い、抱いて？」

YG「……帰れ。ふざけんなよ、早くあのオッサンところに帰って抱かれてろよ」

社長「黙ってたのは悪かったと思う…今回の仕事でバレてしまうとも覚悟してた。それでも断れないし離婚も出来ないの、親同士が約束した政略結婚だから…」

YG「…は？」

社長「好きでこんな女社長なんてやってるわけじゃない!!…好きであんな奴の嫁なんかじゃっ……」

YG「………なんで最初に言わねーんだよ…」