愛されるより愛したい ７ 短編BTS

５ ページ14

半年ぶり？くらいにきたジミンの家は、
あの頃からなんにも変わってない……から、ついシャワーを借りて、つい置いてあった自分の服をきて


｢これ、とっといてくれたの？
あ、新しい女が使ってたりする？｣


リビングに戻れば、
また眉間にシワを寄せて怒った顔をしてる



JM｢言うことは？｣

｢ご迷惑おかけしました｣

JM｢タクシー乗ってすぐ爆睡とか…本当に！｣

｢……記憶にございません｣

JM｢俺じゃなかったらどーすんの？｣

｢知らない。なんなら、ほっといてくれても良かったけど｣

JM｢……もうっ！！！ヌナ！！｣

｢ありがとね。お世話になりました｣

自分のカバンを探して携帯を取り出せば
かろうじて残ってるバッテリーで、
サナから、何スーパーマンと消えてんの？なんてニヤニヤしてる猫のスタンプと送られてきてたけど



既読スルー



JM｢…スープ飲む？水がいい？薬もあるけど。｣


さっきまで怒った顔してたのに
今は、そんな困った顔してる




｢私には、笑わないね、、｣



JM｢だって、
ヌナは笑ってる俺が嫌いだから振ったんでしょ？｣

まぁ、それはそうだけど←


｢私が卒業したら、私の彼氏っていう視線がなくなって楽しかった？
だからあんな…女の子達と楽しくしてたの？｣


JM｢それ、なんかさ、違くない？
昨日から思ってたけど…なんでそうなったの？
教えてくれる？水飲んで｣


ペットボトルを目の前においたまま
自分も目の前に座ってこっちをみてくる


後輩ちゃんからきた連絡と
大学にこっそり見に行ったことを話す。

６→←４

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す