これが運命なら。 JK

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それから15分程で、

グク着いたから降りてこい



…お邪魔しましたー、と小声で声かけて
荷物を持ってエントランスへ降りれば




JK｢帰んぞ｣

｢…眠い｣

JK｢…寝かせない｣

｢…なぜ｣

JK｢なんで男ん家にいるわけ？襲われたかったんでしょ？なら、俺でも変わらないだろ｣


荷物を持って、空いた片手で、私の腕を掴み
早歩きしてるグク



｢違っ、ユンギさんは、そんな人じゃ…ない｣









JK｢もう何にも聞きたくない。
その名前も、その人をかばう言葉も、何にも！｣



｢ねぇ、グク！｣


JK｢……っ………｣







泣いてるのに気付かないふりして
そのまま家に辿り着く


荷物をボンッと、床に投げ捨てて
私のことを本当にソファーに押し倒してきた







JK｢俺が本当に、他の女を連れ込むと思った？
さくらヌナとの大事な家で、
他の女を抱けると思ったわけ？｣


｢自分がそう言ったんじゃない｣


JK｢それでも良かったの？…弟だから｣

｢弟だからじゃないよ。
グクがそうしたいなら、そうさせてあげたいと思ったからだよ｣

JK｢意味わかんない｣

｢……グクが他の女をここで抱きたいならそうすればいい、今、私を抱くならそうすればいい、

…私は、それでも、なんでも


グクのことが、大好きだから。




ごめんね、






もう気付かないフリは…





出来ないよ…




私はっっ、お姉ちゃん失格だ…っ………｣







JK｢……さくら。｣








グクが私の名前を呼び捨てで、呼んだのが合図かの様に…私達は、泣きながら、それでも…



朝まで愛し合ったんだ……

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