これが運命なら。 JK

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JK｢…もうすぐテストなんだよなぁ｣

｢したら夏休みじゃん。帰省は？｣

JK｢ね、なんだかんだ、追い出そうとするよね｣

｢(笑)してないよ｣

JK｢そう？本当は、俺から離れたくてソウルで就職したんじゃないの？｣





…………う、鋭い




｢嘘つくの苦手だから、正直、そう。
でもグクが嫌いだからじゃないし、親にも甘えてたくなかったし、ついでにブラコンを卒業しようと思ったから。前向きにね！

あ、ほら。

準備しよー、いつもぎりぎり!!｣

JK｢…………そか。


俺は準備終わったから時間までゆっくりここにいるー。｣


｢あ、そ(笑)｣





それから、テストは散々だったらしいけど
夏休みになったグクはアルバイト、サークル、何かと楽しそうに過ごしている



私も、編集部にいるおかげですでに秋の特集へ向けて忙しく過ごしていたから、グクとの会話もほとんどなく実家へも帰れずにいる。





｢んー、久しぶりの定時!!｣

YG｢おぅ、お疲れ｣

｢あ、お疲れ様です！｣

YG｢久しぶりに早いから飯、行かん？｣


仕事への熱意を俺が認めた奴としか飯行きたくねーって言ってたユンギさんからの誘い。
まだ入社半年もない私にはもったいない誘いでもあり純粋に嬉しいと思った


でも、すぐ頭をよぎるのは…



YG｢…ふっ、たまには家族と過ごしたいよな。悪ぃ、また誘ってやるから気にすんな｣


頭をポンポンとされる
大人な男性の魅力ってやつだと思う

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