愛されるより愛したい BTS短編3 (ページ10)

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Hello,BABY YG ページ10

「……どうしよ」

独りで抱えるには、とても重たくて

２人で抱えるには、とても不安で

どうしたら良いんだろう。
ばっちり入ってしまった赤い線…

パチｯとリビングの電気がついて驚く

YG「……いたのかよ。返事くらいしろ」

チャイムにすら気付かなったのは、今や世界中で
人気な防〇少年団の白いの←(いや、言い方w

付き合って３年。同棲して半年。

「あ、おかえり」

YG「……飯は？」

「ごめん、帰ってくるの知らなくて、すぐ作るからちょっとま……っ」

YG「はぁ……いい。
食いに行ってくる」

バタンとドアが閉まる音がして

正直、ホッとしてる

突然帰ってきては、こうやって当たり散らすことが多くなった
同棲始めた頃なんか、
《今日、早く帰る。さくらの飯が食いたい》

とか、きまって入ってたはずなのに
習慣のように毎日作るようになって食べてくれたのはものの数回。
なんでこんな時に帰ってくるんだって
こっちが当たってやりたい←

もちろん、
Billboardな彼の多忙さを理解しているつもり
だから文句だって言わない
何ヶ月ぶりに顔をみて、名前呼ばれて
隣に寝顔があるだけで……幸せだったから
それでもね、

……はぁ、はこっちのセリフだよ
……バカユンギ

ぐっと堪える気持ち悪さと眠気がひどく
逃げたくても許されない

仕方ないのよ、
許してね、

なんて出てもないお腹に手を当てて
なんて無責任な言葉を並べて

……どうしよう。

気付けば、電話のコールを鳴らしてみる

「もしもし？今、大丈夫？家？」

JK「うん。大丈夫だけど、どーした？
ユンギヒョンそそくさと帰っていったはずけど…
まさか、喧嘩したの？」

「ん、ご飯作ってなかったから怒って出てった。
グク……あのね、私」

優しい声に心も落ち着いて

JK「うん、(ﾔｰｰｰｰｰ!!ジョングギーーーー！！！！！)
あ、ごめん。ジンヒョンがくそでっかい声で呼んでくる、ちょっとかけ直しても良い？」

「いや、用件はないの！かけ直さなくて平気だから、突然ごめんね！」

JK「さくらなら、いつでもいいんだって。
ね？すぐかけ直すから、待っててよ」