愛されるより愛したい BTS短編3 (ページ49)

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解除音と共に、深い深呼吸をする……
リビングにはいると、私がまとめたユンギグッズ←をひとつずつ箱から出して眺めてるユンギ

「……ただいま」

YG「ん。勝手に漁った」

「別にいいよ。何か飲む？」

YG「コーヒー」

あまりにもいつも通り過ぎる会話にさっきまで
崩壊してた涙腺をコントロールするのが困難……

涙隠すようにキッチンでコーヒーをいれる

ブラックが好きだから、
２人で探して気に入って常備していたバリスタ
ユンギが買ってくれたから、
これも持って帰るかな？…説明書と箱を出さなきゃ

でもこれないと困るんだよな、
手切れ金にくれるかな？……聞いてみよう！

ユンギが目の前にいるだけで

冷静になれる

だから何度だって救われてきた。
それがここになってまでなんて、あー、笑える←

「はい、どうぞ」

ローテーブルに、コーヒーをおくと視線があがる
……なんで泣いてんの？

YG「ありがと、
……なんでこんな事してんの？」

「持ち帰るのと処分するの分けようか、

今日ソナちゃんに呼び止められて話聞いたよ、正直、はっきり言ってくれたら良かったのに
こうなってからじゃなくて、初めにさ、」

YG「話したんだ。
あ、だからさっきジンヒョンの店に？いたのか？
……言えるわけねーだろ、簡単に」

「……そう？」