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６ YGside ページ15
もっとちゃんと話せば良かった
人はいくら後悔しても
取り返せないものがある
それを俺はよく理解ってたはずなのに、
結局は、はずだったんだろう
心配で作業を持ち帰ってきた
……寝てんのか？
いつもと変わらないリビングに明かりをつける
１枚の紙
なんだ、これ……
さくらの部屋を勢いよくあけると
きれいに片付いてる
机に、俺らが出会った日の写真が飾られたまま
YG「……んでだよ……っ……」
親愛なる みんゆんぎ様
おかえりなさい( ᵕᴗᵕ )
突然のことで、驚くと思いますが…
ゆっくり最後までこの手紙を読んでね。
ユンギの好きなところから書いていこうなんて
思っていたけど、私らしくないから短めに。
本当に、本当に、
あなたの事が大好きでした。
そして、大切です。
だからこんな風にしか別れられない
私のことを忘れてください
あなたが苦しむことがないように
笑って過ごしていけます様に。
誰よりも願っています( ᵕᴗᵕ )
バンタン！天才ミンシュガ！ファイティン!!!!
さくら
別れるなんて勝手に決めてんなよ
……くそっ
繋がらない電話に何十回もかける
哀しみより今は、イライラが募る
マンネに連絡してみるが、
JK「え？さくらがいなくなったってどういう事ですか？！」
この動揺の仕方だと、こいつも知らなかったんだ。
なぁ、さくら何考えて出てったんだよ……
どこにいんだよ……
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作者名：mint
| 作成日時：2017年9月3日 21時
