検索窓
今日:39 hit、昨日:19 hit、合計:17,682 hit

ページ8

「うわぁぁぁぁぁぁん!Aちゃぁぁぁぁぁん!生きててよかったぁぁぁ!!また会えるなんて、夢みたいだよぉ!!夢じゃないよね!?夢じゃないよね!?」

そう言って、善逸は自分の頬をつねった。

「痛い!!!よかった!!夢じゃない!!」



その後もずっっっと饒舌な善逸に、唖然としていた私だったが、ようやく彼に話しかけることにした。

「あの…善逸!」

「?どうしたの?Aちゃん?」

「ここに来たってことは、善逸も怪我したの?なんだか小さくなってる気がするけど…。」

「そうなのよ!そうなのよ!任務で山に行ったんだけど、そこにいたくさい蜘蛛に刺されて、蜘蛛になりかけた所為で小ちゃくなっちゃったんだよぉ〜!あぁぁぁぁぁ!怖かったぁぁぁ!!!」

「そうだったんだ…それは災難だったね…ははは。」

私は驚いた。
あんなに怖がりで、任務に行きたがらず、メソメソ泣いていた善逸が、鬼と戦ったんだ…。

えらいなぁ、強くなったなぁ、善逸…。

私が物思いにふけっていると、善逸が不思議そうに話しかけてきた。

「Aちゃんも、どこか怪我してるの?」

「うん、右肩と肋2本折られちゃって…。出血多量で倒れたの。」

「そうなの!?大丈夫?痛いでしょ?でもAちゃんが無事でよかったよ。何かあったら言ってね?無理しちゃだめだよ。」

「うん…ありがとう、善逸。」

優しい善逸の言葉に、泣きそうになったのをごまかすため、私は猪頭の少年を見つめた。

「そういえば、この猪の人も鬼殺隊の人?善逸の知り合い?」

「あー、そいつは伊之助だよ。俺達と同期なんだよ!」

捌→←陸


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーキャラクター

伊黒小芭内


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
42人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:春風の通り道 | 作成日時:2020年3月24日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。