弐拾捌 ページ29
私は、師範となった宇髄さんの下で、鍛錬をしながら、任務をこなす…という毎日を過ごしていた。
善逸たちとは、文を送りあったり、たまに会いに行ったりしていたが、炎柱である煉獄さんと共に、任務に向かうという連絡があってから、それ以来、文は届いていない。
「よし、A!派手に休憩だ!」
「はい!」
順調に強くなれているかな…?
それにしても、善逸たちは大丈夫なのだろうか…。柱と共に任務…柱が動かなければならないということは、十二鬼月の可能性が高いのだろう。いくら煉獄さんがいるとはいえ…。文も届いていないし、心配だ。
「おい、A。お前、派手に元気ねぇな。好きな男と喧嘩でもしたか?」
「え…そうですか…?いや、喧嘩では無いんですけど…。って!好きじゃないです!違います!」
「まぁ、そう照れるな。どいつだ?言ってみろよ。」
ニヤニヤしながら言う師範にムカついて…。
いや、善逸のことを話題にされて動揺してのだろう。冷静になれなかった。
「だから!そんなんじゃありませんって!」
冨岡はやめておけ。たぶんあいつはムッツリだ。死不川か!?あいつは…。
なんていらない情報を無駄にべらべら喋る師範を無視していた。
「まぁ、お前はこの天元様の継子だからな!ド派手な奴じゃなけりゃ、認めないぜ?」
一体誰目線なのか…。
まぁでも、善逸はビビリだけど、うるさいし、金髪だし、寝たら強いし…派手と言えば派手…かな…。
って!何考えてんの!?しっかりしろ!私!
最近会えてないからおかしくなってるだけ!絶対そう!
自分にそう言い聞かせていると、師範のカラスがやってきた。
「ん?どうした?」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーキャラクター
伊黒小芭内
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作者名:春風の通り道 | 作成日時:2020年3月24日 21時