君が残したもの《亜_於》2

わたしの気持ち ページ46

玲於くんにありがとねって言って

家の前で別れる。




そういえば明日亜嵐と会うんじゃんって。


久しぶりに亜嵐にも会いたい。




ああ〜。どうしようかな。

髪型、メイク。




暑いからまた軽く巻いてポニーテールにしようかな。


でもかわいらしくおろしたい。



メイクもいつもよりピンクっぽくして


少しでもかわいく。




..玲於くんにも最初はこうやって

外見には気使ってたなぁ。



なんて懐かしむ。




玲於くんにわたしどうやって惚れたんだっけ。



どうして出会っちゃったんだろう。

出会わなければ亜嵐と幸せに暮らしてたのに。




でもわたし玲於くんがいるから

生きてるんであって。


こんなに生き生きしてるんであって。






玲於くんだって優しいし

わたしのこと一番に想ってくれてるし

わたしのことたくさん心配して

たくさん愛をくれて

わたしだって玲於くんのこと

命かけてだって愛してる、



仕事だって玲於くんがいるから楽しいんだし


この家で過ごしてるのだけで楽しいのは

玲於くんがいるからだし



カップルらしいこと一番してるの玲於くんだし。





分かんないよ、わたしの気持ち。

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