君が残したもの《亜_於》2

今？ ページ19

携帯がアツアツになった次の日。

朝っぱらに電話。



ほんと朝からなんなんだよ、


なんて思いながら薄目開けてディスプレイみると

"白濱亜嵐"



わ、なんだよ。







玲於《はい》


亜嵐《あー玲於？大丈夫？起きてる？笑》


玲於《まあ》


亜嵐《ねぇ、あのね、Aが今日誕生日だからサプライズしたいんだ、だからさ》


　




え！！！


その亜嵐くんの一言で目が覚めて。


今日Aちゃん誕生日なの！？


うわ、なんも用意してねー。

聞いとけよ、誕生日くらい。



それでまあドッキリしたいみたいで。



亜嵐くんと合流してクラッカーをもって

Aちゃんのお家に入る。



うわあ、初。

すげぇお部屋きれいじゃん。



はじめてがこんなのやだけど、

入れたのは入れたで嬉しい俺。笑



で、どうやってドッキリするか、とか

話してるうちにAちゃんまさかの

帰ってきちゃって。


やべぇ。どうする？とか

亜嵐くんと話して。


もうクラッカーパーンやろう！

みたいになって



「「Aちゃんハッピーバースデー！！」」








その瞬間Aちゃん泣いちゃって。


よく泣くよねぇ。



「もう本当びっくりしたんだけど..」


亜嵐「え、ちょ、泣かないでよ、笑」


玲於「よく泣くねぇ、Aちゃん、」


マリ「もう、お化粧崩れるよ？笑」






もう、驚いてるAちゃんがもうかわいい。

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