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「すかさずマーガリンを塗った残りのパンで、蓋をする」
「サンドイッチっていうより、ハンバーガーみたいな厚さなんですが・・・」
しかも�爛瀬屮襦察鮫瓩箸��爛�ォーター〇〇�瓩箸�言うタイプのヤツだ。
厚みの大半が肉ではなく、リーフレタスだというのが狂気じみている。
「そもそも切れますか、コレ。
丸齧りするんですか・・・」
「大丈夫、抜かりはない。
そのためにラップがある」
玄師はまな板の上に広げてあったラップで、分厚いサンドイッチをぴっちりとラッピングする。
「で、このラップごとパンを切る。
上からドスッと、思い切り良くね」
「あー、なるほど」
実際に玄師が切ってみせると、ラップの拘束具があるおかげか、圧縮した具材は外れずパンの中に収まった。
皿の上に切り口を置いてみると、圧倒的にレタスのグリーン部分が分厚く展開されたサンドイッチが出来上がる。
「食べる時までラップは外さない。
じゃないと、弾けて崩壊するから」
「りょ、了解です」
「�爛譽織垢里燭瓩寮胡�焼きサンド�甦粟�」
「やりましたー」
真衣は気持ちを切り替え、皿をテーブルの上へ持って行ったのだ。
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映画ネタから始まった、昼食のサンドイッチ。
インスタントのコーンスープと、自分の部屋から持ってきたトマトを添えた。
「俺はトマト、食べないよ」
「別に食べなくて良いですよ。
私が食べたくて持ってきたんですから」
テーブルの上の4つ切りトマトを見て、玄師がぎょっとした顔をしたので、説明した。
�爐海鵑覆鉾�味しいのにねえ�瓩箸いΩ斥佞論鐐茲坊劼�るので、代わりに「いただきます」と挨拶する。
まずは、メインの生姜焼きサンドだ。
ここまでパンを封印してきたラップを少しだけ剥がし、分厚いサンドイッチの角に齧り付く。
圧縮して重ねたリーフレタス、甘辛味の生姜焼き、そしてアクセントの辛子マヨネーズと黒胡椒が、口の中で元気な音楽を奏でた。
2口目も果敢にチャレンジして、真衣は深々と頷く。
「米津さん米津さん」
「口にマヨネーズついてる」
真衣は口の端の辛子マヨネーズを拭う。
「どうですか」
「凄く綺麗になった」
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作者名：井原 | 作成日時：2023年2月28日 3時
