きゅーう ページ9
ドンヒョクには今から友達が来るからとだけ言って宿舎に帰した。
そして今までの柔らかい雰囲気とは一変して今は重い空気だけが流れる。
隣に居たドンヒョクはジェミンに変わった。
私の家に入るなりソファーに座り一向に口を開かないジェミン。
なんのために来たのかもよく分からない。
『…あの……』
「Aはさ、ヘチャナのことが好きなの？」
『え…』
口を開いたかと思えば予想もしていない言葉が出てきて驚いた。
それに加えて凄く悲しそうな表情で今にも泣きそうな顔をしていて更に驚いた。
なんでこんなにも泣きそうな顔で私のことを見つめるの？
さっきまでの威勢のいい態度はどこにいったの？
そうやって私の心をどんどん掻き乱していく。
「ねぇ…好きじゃないって言って……ジェミンの方が好きだよって言って…
Aは僕のことだけ見てればいいのっ………その綺麗な瞳には僕だけが写ってたらいいの…他の男なんて見ないでよ…」
『…ジェミン……？』
「ヘチャナと一緒に居て笑ってるAなんか見たくないっ……僕の前でもあんな風に笑って見せてよ…」
ねぇ、ジェミン。
本当の貴方の姿はどっちなの？
いつものジェミンを見てると本当に怖くて仕方がないけど今のジェミンを見てると凄く守ってあげたくなる。
もし、これが演技じゃないなら私はジェミンを選んでしまうと思う。
「もう僕…Aがいない生活なんて考えられないんだよ。ずっと僕の隣に居てほしい。1秒たりとも離れずにくっついててほしい…
ヘチャナじゃなくて僕を選んでよ…A……」
そう言って抱き着いてくるジェミンの頭に自然と手が動く。
まるで小さい子供をなだめるかのように抱き着きながら泣くジェミンを優しく撫でる。
なんで私もこんなことをしてるのか分からないけど、なぜか今はこの子の側に居てあげなきゃいけない気がするんだ。
「A……」
『…んっ……』
名前を呼んで私にキスを落とす姿は前とは全くの別人だ。
私もジェミンに答えるかのようにキスをする。
いつの間にか抵抗するなんてことは忘れていた。
「Aは僕のだもんね……好きだよ、大好き……Aは？Aも僕のこと好き？」
『…うん……好きだよ…』
自分でも本当か嘘かも分からないことを口走っていた。
私がそう言うとジェミンは満足そうに笑った。
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まろん*(プロフ) - コギデスさん» 初めまして🙌やっぱりチソンくんのピュアっピュアも捨てがたいですよね🤔 (2022年2月10日 17時) (
レス) id: dc89e45ba6 (このIDを非表示/違反報告)
まろん*(プロフ) - エマさん» 初めまして🙌ドロドロ好きとは私と趣味が合いますね😊 (2022年2月10日 17時) (レス) id: dc89e45ba6 (このIDを非表示/違反報告)
まろん*(プロフ) - まいこさん» 初めまして🙌私の得意なドロドロ…頑張ります(◍′◡'◍) (2022年2月10日 17時) (レス) id: dc89e45ba6 (このIDを非表示/違反報告)
まろん*(プロフ) - リュイさん» 新しい扉を開くお手伝いができて嬉しいです(´﹀`)病み病みジェミンくん良いですよね、私もお気に入りです🤭 (2022年2月10日 17時) (レス) id: dc89e45ba6 (このIDを非表示/違反報告)
コギデス(プロフ) - まろんさんはじめまして(TT)チソンのピュアピュアの方を見てみたいです(TT) (2021年10月3日 10時) (レス) @page34 id: bd734caa37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろん* | 作成日時：2021年1月26日 23時
