じゅうごーお ページ15
日にちが経つのは早いもので今日からNCT全体での活動が始まる。
JH「A〜、あと30分後くらいからメイク開始するみたいだからもう少し休んでてもいいって！
だからゆっくりしてな！する時間になったら呼びに来るね」
『分かりましたー』
あと30分後か…長いな……
とりあえずメイク道具の整理しつつ、どんなメイクにするか考えておかなきゃ…
そういえばさっき、初めて新しい子たちの顔見たなぁ…
ショウタロウくんっていう日本人の男の子とソンチャンくんだっけ、2人とも凄く可愛らしい顔をしてて母性本能を擽られる。
ショウタロウくんは私と同い年だって聞いたけど……
そんなことを考えていて私は人の気配に全く気がついていなかった。
「やっと会えた……」
声を聞くだけで一気に背筋が凍るようなこの感覚になる人なんて1人しかいない。
怖くて後ろを振り向かなかった私の腕を無理矢理引っ張り楽屋を出る。
何人かのスタッフやメンバーに怪しまれたがその度に上手く振り切っていく。
私達を不審がって追いかけてくる人なんて誰も居なかった。
「ここなら、誰も来ない…2人きり」
そう言い救護室に私を連れ込んだジェミン。
久しぶりに見るその顔はやっぱり凄く綺麗で、でもどこか気味が悪い。
一度視線が合うともう離せない。
「ねぇ…僕ずっと寂しかったんだよ…？
急に僕の前から消えてさ…ジヒョヌナに聞いたら臨時で127のメイクしてるって……
なにそれ、ヘチャナの方が良いってこと？ドンヒョガに惚れた？もしかしてもう抱かれてたりするの？早く答えてよ…
…あー、やっぱり何も言わないで……怖いから…」
1人で喋って1人で勝手に傷つかないでよ…
またジェミンがそんな瞳で見つめるから私の調子が狂ってくるでしょ。
もう自分でも自分が分からない。
『…ドンヒョクが良いから127のメイクに来たんじゃないよ……オンニに頼まれて断れなかったの…惚れてもないし、抱かれてもない…』
私がそう言うと安堵の表情を浮かべて抱きしめてくる。
ジェミンの香水の香りが私の身体を包み込む。
あの日以来触れていなかったジェミンの背中に手を回す。
すると、まるでもう離さないとでも言うかのように一層抱きしめる力が強くなる。
「…良かったっ……」
そんなジェミンを私はまた突き放せなかった。
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まろん*(プロフ) - コギデスさん» 初めまして🙌やっぱりチソンくんのピュアっピュアも捨てがたいですよね🤔 (2022年2月10日 17時) (
レス) id: dc89e45ba6 (このIDを非表示/違反報告)
まろん*(プロフ) - エマさん» 初めまして🙌ドロドロ好きとは私と趣味が合いますね😊 (2022年2月10日 17時) (レス) id: dc89e45ba6 (このIDを非表示/違反報告)
まろん*(プロフ) - まいこさん» 初めまして🙌私の得意なドロドロ…頑張ります(◍′◡'◍) (2022年2月10日 17時) (レス) id: dc89e45ba6 (このIDを非表示/違反報告)
まろん*(プロフ) - リュイさん» 新しい扉を開くお手伝いができて嬉しいです(´﹀`)病み病みジェミンくん良いですよね、私もお気に入りです🤭 (2022年2月10日 17時) (レス) id: dc89e45ba6 (このIDを非表示/違反報告)
コギデス(プロフ) - まろんさんはじめまして(TT)チソンのピュアピュアの方を見てみたいです(TT) (2021年10月3日 10時) (レス) @page34 id: bd734caa37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろん* | 作成日時：2021年1月26日 23時
