じゅういーち ページ11
朝目が覚めると私は家のベッドで寝ていた。裸で。
隣を見てみるとそこには裸のグクが……
ん？裸…？
なんで私服着てないの？
あー昨日のことが全然思い出せない。
待てよ、男女が裸でベッドの上なんて……
『うそ……』
私、もしかしてグクと……
「ん……ヌナ…起きたの…？」
ほんとに思い出せない……私、なにやらかした…？
普通に考えてヤバいよね？
だって、私一応既婚者だし…グクはアイドルだし……
スクープだ……私の人生終わった…。
「ヌーナぁ、夜のこと覚えてる…？」
『……なにも覚えてない…』
「だよね、ヌナ凄い酔ってたし……」
『ねぇ、1つ聞いていい？』
「なんでも聞いてください」
『あの……夜、もしかしてだけど…グクと……その…』
私、普通に恥ずかしいこと聞いてるんだけど…
これで勘違いだったら……
「うん！した！
ヌナね、いっぱい啼いてたよ？」
『……最悪…』
「夜のヌナは素直だったのになぁ…」
『もう、早く服着て！』
「え〜、もう少しヌナとくっついてたーい」
『ダメです。』
「ちぇ…」
旦那も浮気してるとはいえ、帰ってきてこんなところを見られたら……
考えるだけでゾッとする。
あれが演技だとしても旦那は2人で居るときには私にベタベタだから…
いや、別に自慢とかじゃないから。うん。
「ん〜っ！
ね、ヌナ！今日はずーっとヌナといてもいい？」
なにを言い出すかと思えば……
『よくない』
「なんで！理由は！」
『旦那が帰ってきたらどうするの』
「そんなの関係ないじゃん、あっちも浮気してるんだし！
ヌナは僕のものってとこ見せつけるし！」
『あはは、やめてくださーい』
「ちょっと、ヌナぁー！」
うるさいウサギを置いて部屋を出る。
とりあえず朝ご飯作って食べたら追い出す。よし。
「ヌナ、朝ご飯作ってくれるの？」
『朝ご飯食べたら出ていってね』
「今日はヌナと過ごすって決めたもん！」
『勝手に決めるな！』
朝ご飯はトーストに目玉焼き、サラダといったシンプルなもの。
「んふふ、ヌナが僕のために作ってくれた♡」
『勝手にそう解釈しててください』
「ヌナ今日はいつにも増して塩だね！そんなヌナも好き♡」
なんて言いながらサラダを食べる。
こう見たらただのウサギだな、この子。
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まろん*(プロフ) - ゆうな TH JKさん» ありがとうございます！引き続きこのお話をよろしくお願いします！ (2019年4月4日 23時) (
レス) id: dc89e45ba6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな TH JK(プロフ) - すごく良かったです。第1志望に受かったの良かったですね。 (2019年4月4日 22時) (レス) id: 7a1d937b96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まろん* | 作成日時：2019年1月11日 23時
