僕は輝けない。2 (ページ12)

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医「あ、ジョングクさん。こんにちは」

JK「こんにちは。」

医「見ての通りAさんにんじんに全然手をつけてなくて帰る準備がまだ出来てないんですよ」

JK「廊下から話し声が聞こえてきましたよ笑全然元気じゃんって話をしました笑」

医「あ、聞こえてたんですか…笑」

JK「はい笑帰る準備はこのヒョンがやってくれるので僕がにんじん食べさせますよ。そうしたら手が空いて他の人のところに行けるでしょう？手伝いますよ笑」

医「あぁすいません…笑ではお願いします。全て食べれたらナースコール押して呼んでください。」

JK「はい。わかりました。」

医「では、お願いします」

医師は病室から出ていった。
まだ体調を見なきゃいけない患者さんがいるので早歩きで廊下を歩いていった。

JN「こりゃあお医者さんも大変だね…笑」

『だってにんじんが出るなんて聞いてなかったんですもん』

JK「Aが寝てる時に僕がアレルギーについて聞かれたから特にないって言ったんだよね。にんじん嫌いなんて初めて知ったし笑」

『はぁ…にんじん…お前は僕の人生最大の敵だ。』

JN「そんなに言わなくてもいいでしょ笑いつか食べられるかもしれないし」

『でもにんじんとは分かり合えない…』

そういいながらAはにんじんとにらめっこを始める。
手が一向に動こうとしない。

JK「食べないなら僕が食べさせてあげようか？」

『…グクが食べてよ…』

JK「そんなことするわけないでしょ笑ほらあーん」

にんじんがついたフォークをAの前に持っていく。
口はホチキスでとめられたかのように開かない。

『……』

JK「ほら早く…この後も予定あるんだから…」

『ﾊﾟｸ』

JK「はい。ゴックン」

『ｺﾞｯｸﾝ…うへぇまず…』

JK「はい1個目次2個目行くよ」

『え？2個目…？一個食べたから良くない？』

JK「いいわけなくない？」

その後約10分かけて嫌いな人参を食べ切りました。