25・やくそく ページ26
まだ夢は続く…
女の子は部屋に行く。
そこはいつもと変わらない部屋…
子｢おかあさんひどいなぁ…
ほんとにいるのに…｣ﾑｽｩ
いる？
子｢ねぇどうしてかな？____ちゃん？｣
？｢わたしにきかれても…｣
｢えっ？……｣
女の子が話す先にもう1人女の子がいる
その2人はそっくりだった……
黒と白のお互い違う髪色で。
お互い…色違いの服を着て。
顔は……霞んで分からないけど…
黒｢おかあさんひどいんだよ！
___ちゃんはいる！っていったのに
そんなこいない！っていうの｣ﾑｽ
白｢わたしは___ちゃんの"おともだち"なら
なんでもいいよ…｣ﾆｺ
黒｢"おともだち" と "いもうと"！｣
｢そうだったね｣と控えめの笑顔で
答える白髪の子…
黒｢わたしね､いつか"ひーろー"になる！｣
白｢どうして？たくさんのひとをたすけたいの？｣
黒｢うん！わるいひともみーんな､たすける！
だって､ひーろーはひとをたすけるのに
りゆうはいらない！だからね！｣ﾆｯ
白｢かっこいい…ね｣ﾆｺ
｢へへーん！｣とドヤ顔を決める黒髪の子
何故かそれが懐かしく思えた。
それに…
｢私と…同じ理由だ｣
ヒーローを目指す…助けるのに､理由は要らない
それは記憶を失っても覚えていた…
黒｢___ちゃん､やくそく！｣
白｢やくそく？｣
2人は小指を絡ませ。
黒｢わたしがひーろーになるまで
ずぅぅっと！ともだちだよ！｣
白｢うん…ともだち｣
やくそく
場面が変わる…2人は部屋にいる。
黒｢ねぇねぇ！きょうはなによむ？｣
白｢わたしあれがいい…
おんなのこがびじゅつかん？にいくおはなし｣
｢わかった！｣と黒髪の子が言うと
またあの白い本が淡く光る。
本を開いて仲良く読む2人。
すると黒髪の子が口を開く…
黒｢わたしね､このきいろいばらのこの
きもちわかるよ…そとに、でたい｣
白｢そとに？でもそしたらおかあさんたちに
おこられちゃうよ？｣
黒｢だいじょうぶだよ！だって、わたしには｣
みんながいるから
そう言った女の子の目は赤かった…
黒｢ねぇ____ちゃん。ぬけだそ､いっしょに｣
白｢…わかった…___ちゃんがそうねがうなら｣
その日2人の女の子は…目を赤く輝かせながら
外の世界へ飛び出した。
そこで2人は……はぐれ
黒｢おにいさんだーれぇ？｣
？｢あぁ？｣ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
白｢だいじょうぶ？｣
？｢う､うん…ありがと！｣ｸﾞｽｯ
それが…2人の運命を大きく変えた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
MR - 最っっ高ぅぅ 出来たら、陰の実力者になりたくて の個性も増やしてほしいです。 最強になるぅぅぅぅ (1月29日 15時) (
レス) id: e20382e4e8 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - たたさん» ほんとうですか！？頑張ります！ (2022年10月2日 20時) (レス) id: 1348f58719 (このIDを非表示/違反報告)
MIYAVI(プロフ) - 璃桜さん» ありがとうございます！ゆっくりですが頑張ります！ (2022年10月2日 20時) (レス) id: 1348f58719 (このIDを非表示/違反報告)
璃桜(プロフ) - MIYAVIさん» ゆっくり、頑張って下さいね (2022年10月1日 12時) (レス) id: 3567e1bb9f (このIDを非表示/違反報告)
たた - とても素晴らしいと思います。頑張ってください！ (2022年9月25日 18時) (レス) @page8 id: 280d0d55b7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：MIYABI | 作成日時：2020年6月13日 15時
