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弐話 ページ4

「こんな所に人間が居るぜェ……美味そうだ…」




「あァ?俺が最初に見つけたんだ…俺が喰う…」




「はァ…じゃあ2人で山分け……だなァ兄弟?」



『女1人に鬼2人なんて卑怯…なんて通じないか。上等よ、私を喰べられれば……の話だけれど』


「オイオイ嬢ちゃん…オレたちを甘く見るなよォ……?」



『……夢の呼吸、壱の型 幻想の鏡』




「……何も起きねェじゃねェか…ぎゃははっ!!今度はこっちから__」




『何言ってるの』



ズパンッ




『もう切れてるよ。貴方の頸』




「あ"ぁああぁあ"ぁ!!!!おのれ小娘がァァァァァァァァ!!!」


『ついでに貴方もね…苦しまないように切ってあげたから…感謝して欲しいくらいだけれどね』


ズパンッ




鬼と言ってもこんなの相手じゃあ大したことない。


……出てこられても困るのだけれど。


『っ……』


何か向こうから嫌な予感がする…


これは…流石に無傷では無理そうだし辞めておきましょう…



「ヒィァァァァァァァァ!!!タヒぬ!!来ないでェェェェェェ!!!」



え……









何あれ

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作者名:ミズキ | 作成日時:2019年7月1日 17時

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