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拾伍話 ページ19

『……ん……』



ここは…ああ




2階から落ちて気を失ったのか……



まだぼーっとするけど…少し嫌な気配がする



誰かが何かを守っているような暖かい感じもする



「ーーー!!ーーろ!」



誰かが喧嘩してる



気配的に善逸と……さっきの猪頭



「やめろ!!」




『……?』




バキッ




『…何この状況……』



「!?鈴子ちゃん!!よかったよぉぉぉぉ気がついたんだね!」



『それよりもあれは何、鬼殺隊同士での喧嘩?』



「お前は鬼殺隊員じゃないのか!!」バキッ




「骨折ったァ!!」




「なぜ善逸が刀を抜かないか分からないか?隊員同士で徒に刀を抜くのは御法度だからだ!!それをお前は一方的に痛めつけて楽しいのか?卑劣極まりない!!」



『ああそういう事ね。善逸は箱を守るためにボコボコにされたと……』



「怖かったよォーー!!あいつ手加減知らないんだもん!」



『……善逸はあの中身知ってて守ったの?』



「…………うん。」



『そう。理由はどうあれ守った物で私たちの頸が飛ばないかきをつけなくちゃね』




「ヒィィィィーーー!なんでそんな事言うの!?」

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作者名:ミズキ | 作成日時:2019年7月1日 17時

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