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拾壱話 ページ14

『……善逸』ぽん




「……」



「何だよォその目なに!?やだそんな目!鈴子ちゃんも哀れんだ目で見ないで?」



___________



「はぁっはっはあはっはぁ……フウゥーンフーっ」



「すみません善逸さん」



「ヒャーーーッ!!」



『危ないから転ばないで』



「ウォッウォォォォ」ガバシ


「合図 合図 合図 合図をしてくれよ話しかけるなら急に来ないでれよ心臓が口からまろび出る所だった」



「もしそうなっていたら正しくお前は人殺しだったぞ!!分かるか!?」



「すみません…ただちょっと…汗・息・震えが酷すぎて………」



「なんだよォ!!俺は精一杯頑張ってるだろ」



「いや申し訳ないんですけど俺も不安になってくるので……」



「やだごめんね?って言うか鈴子ちゃんは怖くないの?」




『別に幽霊ならまだしも鬼退治に来てるわけだしこんなのでビビってたら直ぐに喰べられるよ』



「うっ……でもな でもな!?あんまりしゃべってりしてると鬼とかにホラ!!見つかるかもだろ?だから極力静かにした方がいいって思うの俺は どう!?」



ガサッ



『……あーあ。』



「ぐひ ぐひ 子供に女だ 舌触りが良さそうだ」



「ほら御覧!!出たじゃない出たじゃない!!」




『切った方が早i』スっ



「逃げるよォーーーーーッ!!」パシッ







………………
いやチャンス逃してるんだけど

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作者名:ミズキ | 作成日時:2019年7月1日 17時

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