【ハイキュー】縁下のいとこちゃん (ページ6)

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4話ページ6

夢主side

両親が落ち着きを取り戻した頃、お父さんのお腹が鳴った。
みんなで顔を見合わせて思わず笑った。

父「よし、じゃあ早く食べよう。せっかくAが作ってくれたしな！父さんお腹ぺこぺこだ！」

『うん！、、、あれ？なんか焦げ臭くない？』

父「え？、、あぁ！！料理してる途中なんだった！」

血相変えて父がキッチンへ見に行くと、

父「あちゃ〜」

母「ど、どうだった？」

父「黒焦げだ。これじゃ食えんな。」

『、、、ごめんなさい。私のせいだ、、』

父「Aのせいじゃないぞ！？火を消し忘れた俺が悪いんだ、、」

母「もー2人とも！そんな落ち込まないで！Aが作ってくれたおむすびがあるんだから〜！ほらほら、食べるよ！」

父「そ、そうだな！ほら、Aも一緒に食べよう！」

『え、一緒に食べていいの？』

父、母「もちろん！」

こうして、3人はテーブルを囲んでおむすびを食べることになった。

塩しかついていないはずのおむすびは、何故かとてもとても美味しくて。

美味しそうに、嬉しそうに食べる両親の顔に、幸せな気持ちになった。

私はこの日を忘れないだろう。

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補足です。
夢主ちゃんの両親は不定休な仕事の為、朝が早かったり夜が遅かったり、土日が仕事だったりする為なかなか親子の時間を作れない家庭です。でも両親はちゃんと夢主ちゃんのことを想っており、誕生日やクリスマスなどの行事は休みをもぎ取り3人で過ごすようにしています。
夢主ちゃんも寂しい時はありますが、愛されているのは分かっているので不満はないです。
温かい家庭ですので安心してください(？)