【ハイキュー】縁下のいとこちゃん (ページ5)

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3話ページ5

夢主side

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それから少しして、お母さんが迎えに来た。

母「こんばんは、いつもごめんね〜。」

縁下母「いいのよ〜。お仕事忙しいんでしょ？」

母「助かる〜！今度何かお礼させてね！」

『おばさん、またね！』

縁下母「は〜い！また明日〜。」

お母さんとおばさんはとても仲良し。
お互いにお嫁さんとしてこっちに来て、私もチカちゃんも同じ年に産まれたのもあるらしい。

そうこうしているうちに帰路に着いた。

母「『ただいま〜！』」

父「お！おかえり〜」

家には既にお父さんも帰ってきていて、ご飯の準備をしていた。時間的には夜ご飯と言うよりは夜食だ。

渡すなら今しかない！

『あ、あのね！！』

父、母「ん？」

『これね、さっき、おばさんと作ったの！美味しいかは、分からないけど、、、』

そうやって勢いよくランドセルから取り出し中身を見てみると、元々上手く三角に握れていなかったおむすびが、更に不格好になっていた。しまった。そう思い2人の顔を見る。

『、、、？』

勇気を出して言ったが、2人とも目を見開き固まってしまっていた。やっぱり、余計なことをしてしまったのだろうか、、、

『お父さん？お母さん、、？』

父、母「A！！」

『わっ！』

急にはっとした2人は私を抱きしめた。何が何だか分からない。一体2人ともどうしたんだろう？

父「これ、Aが作ったのか！？まだ小学生になったばかりなのにすごいな〜！」

母「お母さん感動しちゃった！いつの間にかこんなに大きくなってたのね、、いつも仕事で忙しくてごめんね、寂しかったよね、！」

抱きしめながらたくさん褒めてくれる両親に、自分が誇らしくなった。