【ハイキュー】縁下のいとこちゃん (ページ30)

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28話ページ30

夢主side

そんなこんなで翌日。
お次ははじめととおるに届けに行く。

今日はとおるの家で夏休みの宿題を一緒にする予定だ。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
『こんにちはー！久しぶり！』

及川「はーい！いらっしゃ〜い！岩ちゃんもう来てるよ！」

と、出迎えてもらったのだが、、。

『え、黒。だれ？』

及川「そんなことある！？」

いやあるだろ。それくらい肌が黒いのだ。一瞬家を間違えたかと思った。
ひとまず仕切り直して家に上がらせてもらう。

『お邪魔しま〜す』

岩泉「おう。」

とおるの部屋に行くと、既に宿題を広げているはじめがいた。

『はじめ久しぶり〜！』

及川「え、俺の時と反応違くない！？」

『だってここ、とおるの家だし。』

及川「じゃあ俺のことも分かるじゃん！」

再会してそうそう賑やかなとおると、私達の会話に終始面白そうに笑うはじめ。いつもやっていた、このやり取りすらなんだか久々で、いつも楽しいけど今日は余計に楽しく感じる。

『あはは！なんか帰ってきたって感じする〜』

岩泉、及川「！おかえり、A」

嬉しそうにする私を見て、2人も嬉しそうに改めて迎えてくれた。

『うん、ただいま！あ、お土産買ってきたよ！』

及川「え、なになに！？うれし〜ありがとう！」

岩泉「わりぃ、ありがとな」

『いえいえ〜！それよりほら、早く開けてみて！』

2人ともワクワクしながら袋を開ける。
中から出てきたのは案の定Tシャツだ。

はじめのは水色で、“雄気堂々”。とおるのは薄黄色で、“眼光紙背に徹す”と書いてある。
意味はわかんないけど2人っぽいのをチョイスしたつもりだ。
チカちゃんはあんまり喜んでくれなかったけど2人はどうかな、、？

岩泉、及川「おぉ、、」