【ハイキュー】縁下のいとこちゃん (ページ25)

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23話ページ25

夢主side

２日後、またアップルパイを作って孤爪家へ向かう。

〜♪
思わず鼻歌を歌って軽くスキップしてしまう。
なんたって、新しい友達が出来たのだ！東京では初めて！
嬉しい〜！！

研磨は最初私と目が合った時、ただただ驚いてる感じだった。その後の様子から、多分人見知りだろうなと思ったし、2階から下りてくる時に「いいところだったのに」と言っていたから、少なくとも今は遊びたくないだろうと思い、出直すことにした。

後日、研磨の家を訪ねると、研磨がアップルパイを食べてくれたと言うじゃないか！しかも！美味しいって！！
アップルパイが好きだって研磨のお母さんも言ってたし、食べても美味しいと思ってくれるか心配だったけど、表情を見れば嘘じゃないと分かる。

今思い出してもニヤニヤしちゃうな〜。思わず口に手をやりニヤニヤを隠す。
しかも。「研磨でいいよ」と言ってくれたのだ。これは友達と言うことだよね！？そうに違いない！

そんなことを考えながら歩いていると、研磨の家に着いた。

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
『ごめんくださ〜い！』

ｶﾞﾗｶﾞﾗ
研磨「いらっしゃい」

『研磨！こんにちは〜！アップルパイ、持ってきたよ！』

研磨「うん、ありがとう。とりあえずあがってよ。」

『やった〜！お邪魔しま〜す！』

そう言って中へ入ると2階に通される。
すると部屋の中にはゲームがいっぱい入った棚があった。

『おぉ〜！ゲームいっぱい！』

研磨「うん、そうだね。それよりほら、それ貸して。切り分けてくる。」

なんかソワソワしてると思ったら、アップルパイ欲しかったのか、、どれだけ好きなんだと少し可笑しくなる。

『ｸｽｸｽ、ごめんごめん。お願いします。』

そう言ってアップルパイの入った包みを渡した。