【ハイキュー】縁下のいとこちゃん (ページ19)

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17話ページ19

及川、岩泉side

ー帰り道にてー

岩泉「バレーすごい上達してたな、A」

及川「ね！お願いがまさか“料理を食べてほしい”だとは思わなかったな〜。てっきりバレー教えて欲しいんだと思ったのに」

岩泉「あいつはまだそんなにバレー好きじゃねぇだろ。多分ちょっと負けず嫌いなだけだな、出来ねぇのが嫌なんだろ。」

及川「そんなのAの顔見てるんだから分かってるよ！」

岩泉「あいつわかりやすいよな。料理の話してる時は俺らがバレーしてる時くらい目がキラキラしてるし」

及川「そーそー！よっぽど好きなんだね〜料理が」

Aのコロコロ変わる悔しい顔や嬉しい顔を思い浮かべながら2人は笑った。

及川「でもさ、やっぱりAにもバレー好きになってもらいたいよね」

岩泉「そうだな。バレーがどれだけ面白いか、これから思い知らせてやろうぜ」

そう2人で拳を突き合わせ、笑い合った。

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夢主side

あれから数ヶ月。その間私は料理を作っては公園に持っていき、一緒にバレーをしたり料理を食べてもらったりした。そして雨の日は、はじめの家でとおる解説のもとバレーの試合の録画を見るのだった。

そして季節は夏＿＿

及川「A！来週から夏休みだね！」

『そうだね〜！楽しみ！』

岩泉「これからは毎日でもバレー出来るな！」

余程バレーが出来るのが嬉しいのか、はじめも珍しくウキウキしていた。

『あ、ごめん。うち、夏休みは毎年おばあちゃんの家に遊びに行くからここには来れないや』

及川、岩泉「は？」