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あいつはきっと ページ6
バン!と、Aはドアを乱暴に閉めた。
何故だか分からないが、
悲しい気持ちになった。
なんだ...これ...あーもう!!
気にしねー...
そんな事より...
「ゲームスタート...」
ボソッと、ニヤリ、と笑いながら
呟く。ビュー、と窓から風が吹く。
さーて、どうしますかな...
取り敢えず、戻りますか。
「吉原、どこ行ってた。」
と、本田。いや、こいつは...
「少し、A様のところに挨拶をしておりました。」
「そうか。A様に迷惑かけるんじゃないぞ」
彼は立ち去ろうとした。
俺はガッ、と彼の腕を掴む。
すると本田は、俺のことを睨む。
「なんだ、吉原。」
「いえ...本田さん...何処かでお会いした事がある気がするのですが...」
本田はかけているメガネをとり、
俺の目を見た。そして、こう言った。
「なんや、気づいてたん。雅斗。」
本田はニヤリ、と笑った。
そう、本田...いや、本田剛文は、
俺の親友、コウモリ人間の
剛文だった。
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作者名:ぽむぽむ | 作成日時:2017年4月17日 0時