キミ以外考えられなかった結果。

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街灯が足元を照らすから、堤防を少し登る









" こんな所登って、小学生みたい "
大我がいたらきっと呆れていただろう





" 俺も登るー！ "
樹がいたら、きっと一緒に遊んでくれただろう





" はいはい、2人とも気を付けてね "
北斗がいたら、きっとそう笑ってくれただろう








1人が虚しい








「 寂しいよ …… 」







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北斗 「 そう思うなら、俺たち呼べよ。 」









聞こえてきたのは愛しいあなたの声で

ずっと待ちわびていたあなたたちの姿









「 みんな…… 」






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大我 「 それにしても、よくここだって分かったね。」


樹 「 いや去年この海行ったこと覚えてねぇの？笑 」


北斗 「 違うよ。京本は照れ隠しで言ってるだけで、全部覚えているよ 」


大我 「 は？北斗そういうのやめてくれる？ 」








今話している3人はさっきまでのピリついた雰囲気がなくて
夢かと思って、頬をつねるけどやっぱり現実で









「 何で、来てくれたの？ 」





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北斗 「 ねぇA、覚えている？ 」

大我 「 去年、ここでした約束 」








去年の今
それは私の16歳の誕生日だった









樹 「 "私が次の誕生日迎える時は、全員に私の願い何でも叶えてもらうー！" って……え、なに？覚えてないの？ 」


「 そんなの忘れちゃったよ、笑 」









うそ、本当は覚えていた
だから心のどこかで期待していた
3人が来てくれることを







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北斗 「 さぁ願い事を言ってごらん？

みんなAの味方だから 」









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