佐久間くんは他担の子に恋をしてしまったらしい

あふたーすとーりー #6 ページ46

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佐久間「 Aに触っていいのは俺だけだし、こうやって体温感じられるのも俺だけでいいの。他の3次元の男になんかこの感覚味あわせてやりたくない。 」






さっくんは私の身体を撫でるように触る
それがくすぐったくて、思わず声を出すと
妖しくさっくんが笑うから


完全にそういうモード







佐久間「 だけどもう他の男が触っちゃったんだよね……俺だけの特別もっと欲しいんだけど、 」







ソファに座っていた私をひょいっと持ち上げると、簡単にベッドに降ろされる







「 あの……さっくん？ 」


佐久間「 こういうのは俺だけでしょ？ほら、こっち向いて。 」







全く私の話を聞いていない

何か話そうと思ったら、それも出来ずに唇を塞がれた
舌と舌が絡まりあう
唇を覆うようにしてキスをされる

お互いに顔が離れた時には、どちらのものか分からない糸が私とさっくんを繋いでいて


恥ずかしくて、思わず顔を背けようとする
だけどそれも許してくれなくて、さっくんに頬を包み込むように触られると

私の視界いっぱい、さっくんがいて








佐久間「 こんな可愛い顔他の人に見せちゃだめだよ？ 」






男の顔になるさっくん
だけど、こんなに責められているのが気に食わなくて






「 ……そんなかっこいい顔、他の人に見せちゃだめだから。 」






なんてちょっと反抗的な態度を取ってみたら
余計に彼を楽しませてしまったらしく






佐久間「 まじ可愛い。2次元より可愛いのって絶対にAだけ。 」






なんて褒められているのかはっきり分からない褒め言葉を貰って


そのまま流れに身を任せ、身体を重ねる







ぽたぽたと上から降ってくるさっくんの汗

発汗がいいのかなぁ〜なんて思いながらも、こんな姿は自分しか見れないんだなぁっていう優越感








佐久間「 随分と余裕そうじゃん？ 」


「 いや、そういうわけじゃっ 」







私のか細い声も虚しく
さっくんにたっぷりと愛される長い夜が始まった








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