佐久間くんは他担の子に恋をしてしまったらしい

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向井くんに案内してもらって無事楽屋にたどり着けた





「 向井さん、ありがとうございます。 」



ええよええよ、と言ってラウールくんの元へ行く向井くん

ひやぁー！生のらうこじだ







佐久間「 何で康二が？ 」


向井「 たまたまそこで会ってん！迷子そうだったから連れてきただけや 」


佐久間「 …迷ったなら俺に言えばいいのに、 」







さっくんは何だか納得いってなさそうだったけど
私の隣に立ってSnowManのメンバーに私のことを紹介してくれた







「 コンサート凄く楽しかったです。最高のライブをありがとうございました！ 」


渡辺「 え、実物めっちゃ可愛いじゃん 」

目黒「 何かいつもと雰囲気違う？いつものやつも良いけど、それもめっちゃ可愛い 」



佐久間「 はいはい2人は退いて！阿部ちゃん！ 」






少しチャラい2人を退けてさっくんが呼んだのは

待望の亮平くん







阿部「 初めまして。……っていうのも変かな？笑 いつも応援ありがとう。阿部です。 」






え、無理、尊い






岩本「 クロミ様、フリーズ、笑 」

深澤「 めちゃくちゃオタクじゃん笑笑 」







周りがガヤガヤ煽ってくるけどそんなのも聞こえないくらいに嬉しくて

沢山応援していた人
大好きな人
私に生きる意味をくれた人

そんな人が目の前にいるだなんて私前世でどれだけ徳を積んだんだ？




……いや、前世で徳を積んだからじゃないや
さっくんのおかげだ








佐久間「 はい！あとは2人で話したいでしょ？残りのメンバーは空気読んで離れてください〜 」






さっくんが誘導してくれて、私たちから遠ざけてくれる


だけどそれが何だか寂しくて
さっくんまで遠くに行ったような気がして









阿部「 ……クロミちゃん、？だっけ。えっと…俺なんて呼んだらいい？このままでいい？ 」


「 あ、本名はAって言うのでテキトーに、笑 」








だめだ、やっぱり尊すぎる







阿部「 Aちゃんね、了解 」







え、無理、名前呼ばれた死ぬ、命日じゃん









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