# 行き着く先は ページ12
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「 最近ね！インスタの質問箱にファンの子から、めちゃくちゃ ”開発” の話が届くの。 」
8月末、蝉の音がうるさくむさ苦しい暑さが続く夏真っ盛り
ここは雑誌撮影前の控え室で
そこには、偶然にもSnowManの中でも比較的受け要素が高いであろう3人のメンバーの姿があった
阿部「 Aって本当にすぐペラペラ喋るよな。 」
「 『阿部ちゃんの開発進んでいますか？』って聞かれたんだけどどう答えたらいい？ 」
阿部「 どうも答えるな無視しろ。 」
そう言って、すぐにケータイに目を移す阿部ちゃん
この前はあんなに車の中で喘いでいたのに、今日の阿部ちゃんは何だか反抗期らしい
「 あとね、『渡辺翔太くんは後ろの才能あると思います！』って言われた。 」
渡辺「 そいつ特定しろ、コンサート出禁だ。 」
翔太はどうしても後ろ開発が嫌みたい
まぁ私も翔太には別の方法で、服従させるつもりだから別に良いんだけどさ
「 あとあと目黒も開発して欲しいって。 」
目黒「 切実にやめて欲しい。 」
「 いや似合うと思うよ？テクノカットだし。 」
目黒「 テクノカットだし、とは。そして俺髪切ったから。 」
他にも康二とか、照も開発して欲しい〜
っていうファンの子の声が届くんだけどさ……なかなかタイミングがないんだよね
それに、私が後ろを開発するのは阿部ちゃんだけ！ってもう決めてあるから
残りのメンバーは他の形で調教したいなぁ……なんていうのが今の私のいわゆる願望
アイドルのテッペン目指す！とかではなくて本当に申し訳ない
「 個人的に、次に可愛がりたいのは翔太なんだけど、翔太どう？ 」
翔太「 どう？って聞かれても困るんだけど………てか、俺に逃げ道はないの？ 」
「 ないよ。けど大丈夫、後ろ開発ではないから！ 」
そう否定しても、翔太の顔は引きつりまくっているし、まるでゴミを見るような目で私を見つめてくる
視姦は好きだけどちょっとその目つきは殴りたくなるなぁ
「 みんな、一応それなりの覚悟はしておいてね……。行き着く先は全員、阿部ちゃんだから。 」
阿部「 俺を人生の着地点みたいに言うな。 」
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作者名：FON
| 作成日時：2020年8月8日 11時
