はっぴービッチは紅一点 (ページ47)

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# カラオケでxxx ページ47

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無事…と言えるのかどうかはさておき、2時間のYouTube生配信も終わり
楽屋には、続々と帰り支度をするメンバーの姿

だけど私は、彼を逃がすつもりなんて更々ない

「ねぇ○太～この後、暇でしょ？」

颯爽と出ていこうとする ”今日の獲物” を引き止めた

無意識に上がるのは口角

何かを察するメンバーが途端にニヤニヤしだして、それすら敏感に感じ取ってしまう○太は既に頬が真っ赤

渡辺「暇だけど…… 」

「なら、ちょっと付き合ってよ。」

淡々とした口調で○太を誘うと、ささっと荷物をまとめて扉へと向かった

見送るメンバーは、またか…と言ったように呆れて興味すら持たない者から

目黒「えーそろそろ俺でも良くない？」

と欲望を露わにする者までいて
十人十色、…ってまぁ残りは8人だけど

「目黒はまた今度！」

こうやってイケメンに奪い合いをされる人生もそんなに悪くないかも、なんて思ってしまうエレベーター内

○太と2人、密室

最初の頃こそ、メンバーと身体を重ねるだけで怒ってきたふっかや阿部ちゃんだったけど
最近は治外法権のごとく、私の暴走について口出しをしなくなった

正直やりやすい

人に支配されるのとか、真っ平御免

大嫌いだから

「最近構ってあげられなくてごめんね？」

2時間の生配信は面白いくらい有意義だった
色んな意味で、主に○太が

私の一挙手一投足に、わざとか？ってくらい過敏に反応していた彼は

やはりこの密室に2人きりの状態でも、少し気が張っているご様子

渡辺「 …お前、最近色々やりすぎ。」

「例えば？未成年に手を出したり、YouTubeで擬似フェラしたりしたこと？」

渡辺「 …そろそろ本当に退所させられるぞ。」

言葉は強くても口調は強くない

今日の彼は小動物のように可愛くて、少しだけ調子が狂う

そんな○太と向かった先は、家でもホテルでもなく

「ねぇ久しぶりに、カラオケ行こうよ？」

近くのカラオケボックス

滅多に来ない、というかメンバーとは家とホテル以外基本行かないかも

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