# ビッチ誕生 ページ1
*
朝日を浴びて目が覚める
小鳥のさえずりが聞こえる気持ちの良い朝
「 あったま痛い………… 」
ズキズキする頭を抑えて
横を見ると、服を着ていない裸のメンバー
……あぁ、またやってしまったようだ
￣￣￣
￣￣
￣
深澤「 おいA、今月これ何回目！？ 」
ふっかの怒鳴り声が鳴り響くSnowManの控え室
「 分かんない、3回目とか？ 」
深澤「 もっとだよ！その5倍以上はあるよ！ 」
あぁうるせぇ
二日酔いした頭にふっかのキンキン声が響いて余計に頭が痛くなる
多分今私が怒られているのは、またもメンバーとやっちゃったこと
それと、少しだけ遅刻したこと……だと思う
深澤「 聞いてる！？ 」
「 うぃ、反省してまーす。 」
深澤「 ちょっと、阿部ちゃんも何か言ってやって！ 」
私の反抗的な態度が気に食わないのか、応援を呼ぶふっか
こうやってひとりで大人数を責めるのって良くないと思うよ！すっごい女々しいと思うよ！
阿部「 いや。俺はこいつに怒ってるから。 」
お怒り気味の阿部ちゃんの目線の先
そこには、今朝私と一緒に遅刻ギリギリにやってきた目黒の姿
目黒「 さーせんしたぁ。 」
紙パックジュース片手に、感情のこもってないであろう謝り方をする目黒はもう反抗期そのもの
阿部「 全く……Aは本物のクソビッチなんだから俺ら男メンバーが我慢しなきゃ駄目なんだよ。あいつはもう救いようがないんだから。 」
「 阿部ちゃん今日キレッキレじゃない？ 」
いつにも増して私への毒舌が酷い気がする
いじめられたよ怖いよ〜〜って棒読みで叫びながら、さっくんのもとに一時避難
さっくんは、私に厳しいメンバーの中でも唯一匿ってくれる優しい人
佐久間「 ……A、目黒とやってから風呂入った？ 」
「 え！？流石に入ったよ！臭う？？ 」
佐久間「 イカくせェ……… 」
いつも味方のさっくんまで敵とは
今日の控え室は中々に修羅場らしい
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7087人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：FON
| 作成日時：2020年4月3日 9時
