入居条件：Ｂ型

# B型は酒に弱い H. ページ19

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北斗「 あぁ〜〜Aさん、やっぱりこれやばいです！普通に頭クラクラします。 」

「 ふふ、今日はよく喋るね？ 」

北斗「 俺よく喋りますよ！いつもは恥ずかしいだけです。 」











そう言って可愛く唇を尖らす彼
普段とのギャプもあり、純粋に可愛いと思えた












「 何で恥ずかしいの 」

北斗「 うーん……、キャラじゃないから………？ 」

「 気にしないからそんなの、笑。北斗くんらしくしなよ。 」















お酒もどんどん進みグラスはすぐに底が見える


北斗くんのペースが早すぎるのがちょっと気になるけれど、多分今日は酔いたい気分なんだろうな






















北斗「 俺だって……皆みたいに甘えたい、です。 」










まるで捨てられた子犬のように嘆く北斗くん
つい母性本能がくすぐられてしまった













「 甘えればいいじゃん、別にいいよ？ほら。 」











大きく手を広げると一瞬戸惑ったような表情を見せながらも、
私の腕に飛び込んでくる











北斗「 Aさん………ずるいです。 」

「 何がよ、笑笑」











よしよしと背中をさすってあげると、凄く嬉しそうな顔をする北斗くん













「 というか皆私のこと呼び捨てとかで呼んでいるし……北斗くんもいつまでもさん付けじゃなくていいからね？ 」


北斗「 だったら俺のことも呼び捨てにしてください。くん付けだと、距離あります…… 」









またも、しゅんとするその様子











「 何だか本当に可愛いとこあるんだね、北斗って。 」















思わず抱きしめていた腕に力を入れて、北斗の顔をのぞきこむ

笑顔で接したつもりなのに、何故か彼は凄く驚いた顔をしていて


























北斗「 それって…誘ってる？ 」







は？

















「 え、待って、全然誘ってない。 」

北斗「 誘われているようにしか思えないんだけど… 」












北斗くん？？？
怖いんだけど、え、北斗くん？？？？















北斗「 テキーラで先に潰れるのは俺じゃなくてAじゃない？ 」














抱きしめられたまま、床に押し倒させるようにして北斗くんがその上に覆い被さる










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