# B型は甘えん坊 T. ページ11
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「君、B型？って言われた時まじでこの人何言ってるのかと思ったよ。」
私が静かに首を振ると、門の所に貼ってある"入居条件：B型"っていう紙をバンバン叩いて脅された
あれは正直、出ていけという脅迫にしか見えなかった
大我「いや結構大事だよ？俺らほら変わり者でしょ？」
「あ、自覚あったんだ。」
大我「いや流石にあるよ。やばくない？あの人たち……特に北斗なんて何考えているか分かんない、絶対に馬が合わなそう。」
いや、あんたもな
大我「だからさ管理人さんもすぐにやめちゃうんだよね〜もう嫌だー！って半分鬱になって出ていくの。」
「何それ怖いし聞いてない。」
ハローワークの職員さん見ている？
そういうのは事前に伝えるものだと思いますヨ！！
大我「だからね？Aちゃんが来てくれて本当に嬉しいんだ！みんなも喜んでるよ」
「まぁそれは純粋に嬉しい」
大我「なーんか、こういう日常がいつまでも続けばいいのになぁ」
とりあえずまだ私はやっていけそう
みかんに手を伸ばした坊ちゃんは、そのまま器用に皮をむいていく
「さっきから嬉しい事言ってくれるね？まぁ私も正直1ヶ月でここまで馴染めるとは思わなかった、笑」
大我「ふふ何か1ヶ月とは思えないんだよね、それくらい毎日が濃かったから」
「それは同感。」
この人達の相手をするのは正直言って非日常を味わっている気分だから
大我「Aちゃん、おいで！」
突然手を伸ばす大我くん
ほらこういうところ
「……何？」
大我「だっていつも目黒とか翔太くんにとられて寂しいんだもん〜今日くらいは俺が独占してもいいでしょ？」
ふにゃふにゃって笑う大我くんは、一個下には思えないくらいに幼く感じた
「大我くんって甘えん坊？」
大我「ふふ、A限定だよ？」
そんなこと言われてキュンとしない女子はいないだろう
ここの住人の悪いところは、性格が破綻しているのに妙に顔が良い
だから何でも許してしまう
大我「んふふ、いいこいいこ」
気付いたら私は大我くんの腕の中にいて、彼が満足するまでそれは続いた
# AのB型住人メモ
終始、言動と行動が謎。
自分だけまともだと勘違いしていて恐怖を感じたけど、やっぱりきゅんとするところはきゅんとしてしまう。
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阿部プリン - A型ではなくO型です！ (2020年6月19日 22時) (
レス) id: 13782f88cd (このIDを非表示/違反報告)
阿部プリン - 完結、おめでとうございます！本当に面白かったし、他の作品もさいこでした&です。AB型をする際は、是非、西畑・正門・阿部をお願いします…。A型は、我が担当・道枝をお願い致します！！！出来たらで大丈夫です。これからも、頑張ってください！ (2020年6月19日 22時) (レス) id: 13782f88cd (このIDを非表示/違反報告)
ふわましゅ(プロフ) - B型すごく面白かったです！ (2020年6月19日 12時) (レス) id: 55d622792d (このIDを非表示/違反報告)
名無し2580号(プロフ) - しよっぴーピューロランド行ってる場合か！wwww (2020年6月13日 23時) (レス) id: 0efd09d6a0 (このIDを非表示/違反報告)
阿部プリン - しょっぴー可愛いかよ(笑笑) (2020年6月13日 21時) (レス) id: 13782f88cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：FON
| 作成日時：2020年3月15日 12時
