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どこにいるのさ…。 ページ42

あれから


家を飛び出し


全力で走った。


道行く人にぶつかったりもした。


その都度


『すみません』
『ごめんなさい』


など、謝った。


しかも汗だくで。


めっちゃ見られたけど


そんなことどうでもよかった。


走ってたら日高を見つけた。


秀『おい、日高!!』


彼はびっくりしていた。


そりゃ当然か。


日『秀太?って、どうした!?
そんなに汗だくで…息も切らして…?』


秀『A!A見なかったか!?』


日『Aちゃん…?
俺は見てないけど…何かあったのか!?』


秀『俺、あいつの妊娠がわかってから
過保護になりすぎてたみたいで
さっき喧嘩して、あいつ家飛び出した…っ。』


酸素がうまく回らない頭で


途切れ途切れの言葉を


何とか頭の中で繋げて伝えた。


日高も分かってくれたみたい。


日『とりあえず俺も探すよ。
まずみんなに聞いてみるわ!
なんかあったら連絡して!
俺あっち探してくるから、秀太はそっちな!』


秀『ありがとう日高』


そして俺らは別々の方向へ走った。

〃→←〃・Shuta side



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作者名:Pon | 作成日時:2021年7月2日 2時

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