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〃・Shuta side ページ41

俺は最近


Aの事、気にかけすぎかもしれない。


『秀太、これ洗っちゃうね?』


二人暮しと言えど、


俺は結構服が多い。


そのためこの家も


ウォークインクローゼット付きだ。


まぁ、そういうわけで


洗濯物もすぐ溜まるのさ。


だからカゴいっぱいに服が入ってて


お腹も大きくなりつつある


Aにあまりやらせたくなくて


『俺がやる』


なんて、強い口調でしまった。


Aも戸惑ってたし…


しかもその後


『動かないで寝てて!』


とか言ってしまった。


そしたら…


『さっきから何!?
私だって動かないと先生に色々言われるんだから!
なんで?私、そんなにできない女なの?
はぁ…もういいよ。出かけてくる。』


って言われて


Aは家を飛び出してしまった。


あぁ、俺はなんてことをしてしまったんだ。


今は夏。


暑い日が続いてる。


熱中症になったりするかも…


いや、事故にあったらどうする?


変な奴に連れ去られたりとか…


そんな事考えてたらキリがない。


まだ近くにいるはず。


俺はスマホを握りしめ、


財布もポケットに入れ、


Aを追いかけるために


家を飛び出した。

→どこにいるのさ…。

どこにいるのさ…。→←→過保護。



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作者名:Pon | 作成日時:2021年7月2日 2時

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