hope #7 ページ8
次の日から私たちは特に会話もすることなく、過ごした。
そして。
とうとう。
担当が変わった。
「はじめまして。浦田わたるです。」
そう丁寧に挨拶してくれた浦田さん。
…ちっちゃいなぁ。
そんなことを思いながらもあたまの傍らにはさかたん。
「これからは坂田の代わりとして担当するよ、堅苦しくなくて大丈夫だから…!」
そう言ってにこりと笑いかける。
…きっと…
きっと…さかたんは私のことが嫌いになったんだ。
これでよかった。
ほら、そしたら二人とも、都合よく終わった。
やがて、浦田さんに見透かされたのか
「坂田のことは気にしないで。あいつ、弱いから。」
弱いか、ら…。
私と一緒だね。
「じゃあ、熱!はかろっか!」
無理に明るくしてくれるのが分かる。
なんか、悪いな。
それでも、気持ちを切り替えることはできなかった。
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うらたんとさかたんが好きで〜すなオ☆タ☆ク☆ - やばい!とにかくやばい!(語彙力) ハマってるわ〜! (2018年12月21日 15時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
鈴明 - この話すごい好きです!!更新すとっぷしてるみたいですけど、気長に待っているので自分のペースで更新してください!待ってますから!(^◇^) (2018年11月27日 21時) (レス) id: 5395c8929d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:@miku♪♪♪USSS | 作成日時:2018年8月14日 11時