hope #14 ページ15
「A、今日の夜ご飯どうする〜?」
「私さかたんの作る料理ならなんでもいい!!」
私と…さかたんが喋ってる。
とても、楽しそうに。
こんな日が、くればよかったのに。
”A…!!!”
…誰かが、呼んでる。
”起きてや…!!!お願いやから…!!!”
”A…!!!!!”
おき、なきゃ…
この声はー…
ー
ーー
ーーー
「A…!!!やっと…やっと…」
「さか…たん」
「俺、心配で、夜も眠れへんくて…」
「…ごめんね」
そう言ってかすかに微笑んだけど。
さかたんの目からこぼれ落ちる涙は止まらない。
「私、もう、長くないかもしれない。」
「そんなこと…」
「だから、さ。」
私は精一杯の笑顔でさかたんに微笑む。
「たくさん話をしよう…!それで、いつでも私のことを思い出せるように…!」
「A…。…そうやな!」
二人の会話はぎこちなかった。
でも
私にとっては、そんな会話でさえも、とっても大切で、愛おしいものであった。
それから私達はたくさん話した。
好きな曲。
好きな食べ物。
好きなテレビ番組だったり
好きなお笑い芸人とか。
「私、ディ○ニーランド行きたかった…笑」
どうでもいいことで、笑いあった。
さかたんはね、歌い手をやってるんだって。
きっとみんなから人気で愛されてて…。
これからも、私以上に愛を伝えるんだろうな。
えへへ…。
そしてー…
「さかたん、私、そろそろかも」
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うらたんとさかたんが好きで〜すなオ☆タ☆ク☆ - やばい!とにかくやばい!(語彙力) ハマってるわ〜! (2018年12月21日 15時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
鈴明 - この話すごい好きです!!更新すとっぷしてるみたいですけど、気長に待っているので自分のペースで更新してください!待ってますから!(^◇^) (2018年11月27日 21時) (レス) id: 5395c8929d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:@miku♪♪♪USSS | 作成日時:2018年8月14日 11時