九龍での出来事【ノボル】 ページ17
ノボル side
俺は独断で行動していたのがバレて、ここに閉じ込められた。何日か経って二階堂さんが来た。もしかして助けに来てくれたのかと思っていたら、拳銃を渡された。
そして「けじめをつけろ」と言われた。
あぁ、やっぱりか。そう思った。俺は自分の手であいつらは殺せないと思い、この拳銃で死ぬことを選んだ。
後は、引き金を引くだけ、そう思っていた。
？？「死ぬの？」
ふと、後ろから声がした。俺はびっくりして後ろを振り返った。
そこには、九龍の人間だろうか。スーツを着てこちらを見ている女の姿があった。
顔は暗くて見えなかったが、かろうじでマスクを付けているのが分かった。
ノボル「九龍の人間なら分かるでしょ。もうこれしか無い…」
？？「私は九龍の人間じゃないよ」
ノボル「え、じゃあ、あなたは、？」
？？「君を助けに来たんだよ」
ノボル「俺を助けに、？…ふっ笑馬鹿なこと言わないでください」
？？「君、元はSWORDの人間でしょ？」
ノボル「なんでそれを、」
？？「君、本当にそれでいいの？」
ノボル「え？」
？？「心残りがあるんじゃない？」
ノボル「…」
？？「私ならここから逃してあげれるけど」
ノボル「…ここから逃げられたとしても、九龍は、俺を殺しに来る」
？？「その心配はないよ」
ノボル「どうして」
？？「君のことを九龍に入れたの、二階堂って名前の奴でしょ」
ノボル「！、そうですけど」
？？「二階堂には貸しがあってね。…で？」
ノボル「え、でって、？」
？？「行かないの？」
ノボル「でも、今更戻ったって…」
？？「それは行ってみないとわからないよ。それに君の居場所はそこにある。それは君が一番分かってるんじゃない？」
ノボル「っ、」
？？「もう九龍に追われることはないんだし、その心の中にあるもの。晴らしてからでも遅くは無いんじゃない？」
？？「もし、帰る場所がなくなったら、ここにおいで」
そう言ってその人は、住所の書いてある紙を渡してきた。
ノボル「…ありがとうございます」
？？「ん。あ、でも要らなくなったら捨ててね？一応それ個人情報だから笑」
ノボル「はい笑…、あ、あの名前は？」
？？「名乗るほどの者じゃないよ。さ、行きな」
ノボルが九龍を去った後、様子を見に来た二階堂はその光景を見るや否やその女に殴りかかった
そして「お前何したか分かってんのか」と怒鳴り殴ろうとした瞬間、女が口を開いた
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サラ(プロフ) - まやさん» すみません！お待たせしました！！更新させていただきます！ (2月2日 9時) (
レス) id: 5dcf9ec97c (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - サラさんお願いします(＞人＜;) 早く続きが見たいので更新お願いしますm(*_ _)m (1月29日 17時) (レス) id: 95a12d0162 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - まやさん» いえいえ！わざわざ調べてくださってありがとうございます！！頑張ります！笑 (2022年11月29日 0時) (レス) id: 5dcf9ec97c (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - 気を使わせてしまって申し訳ないです(´；ω；｀更新頑張ってください。 (2022年11月28日 23時) (レス) id: 507db5b736 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 今後、ルビにお名前を入れることを控えたいと思いますので、よろしくお願いします (2022年11月28日 22時) (レス) id: 5dcf9ec97c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サラ | 作成日時：2022年10月24日 8時
