【名探偵コナン】夢色traveler6

traveler280 ページ41

あぁ、そうですか！！



こんなババアに言われたところで嬉しくないですよね！！



どうせなら和葉ちゃんに言ってもらいたいですよね！！



だとしても素直すぎんだろ！！



もうちょっとさ、コナンくんみたいな反応してくれても良くないっすか？





『でも、なんか意外だな……コナンくんと平次くんで私の話してたってことでしょ？まさか、悪口とかじゃないよね？』





平次｢どうしたらそうなんねん！！俺、そんなのタチの悪い人間ちゃうわ！！｣





和葉｢A(汗)確かに平次は時々口悪いけど、そんな陰口言うような人やないから！！｣





『だよね？ゴメン、ゴメン！！ちょっと疑心暗鬼過ぎたわwwww』





平次｢笑い事ちゃうねんけど……。｣





本人が自覚してるかどうかはわからないけど、平次くん完全に私のペースに飲まれてるなwwww



意外な人物の登場に最初は驚きを隠せなかったけど、ここに来てやっとこの2人とちゃんと絡めたような気がした。



如何せん、初対面がアレだったから……。



事件に巻き込まれてまともに話も出来なかったし、2人とも住んでる場所が大阪だから、コナンくんとか警察学校組のみんなみたいに”ちょっとそこまで♬”的なノリで会いに行ける距離じゃないからね！！



これってまさに怪我の功名ってやつじゃね？





和葉｢A、喉乾いたりしてへん？｣





『今は大丈夫かな？』





和葉｢そう？あたし喉カラカラなんよ(汗)ちょっと下の売店まで行ってくるね？平次はなんか欲しいもんあったりする？｣





平次｢いや、俺は要らんわ。｣





和葉｢分かった！じゃあ、ちょっと行ってくるわ♬｣





軽やかな足取りで和葉ちゃんは部屋をあとにした。



なんて言うか……可愛いな♡



それに、ちゃんと私や平次くんに欲しいものがあるかどうか聞くあたり、気配りができるいい子感が滲み出てて、留まることを知らないよ！！





『和葉ちゃんって本当にいい子だよね〜♡嫁に欲しいわ……。』





平次｢…………ねぇちゃんに和葉はやらんわ。｣





『あのさ……他人にデレるんじゃなくて、そういうことは本人に言ってあげなよ。』





平次｢うっさいわアホ！！余計なお世話じゃ/////！！｣





お兄さん、顔真っ赤でっせ……純情かよ……乙女かよ。



言いたいことは沢山あるけど、口に出して言うとなんか面倒くさそうだし、予想外の惚気を発揮されそうだったから黙ってることにした。

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