【名探偵コナン】夢色traveler6

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諸伏｢正直なところすぐにでも来たかったのに……風見さんが……。｣





降谷｢あの時ばかりは殺意が湧いたな。｣





『2人して風見さん虐めないであげてよ！！仕事のことを考えてきっと心を鬼しただけなんだよ！！』





降谷｢大切な人の生死が関わってたんだぞ！！仕事どころじゃないだろ！！｣





『あんた警察庁の公安だろ！？その気持ちは嬉しいけど、最優先は日本にしてください！！』





諸伏｢もう俺、Aから離れたくない……。｣





『景光さんも景光さんで何言ってんの！！あんた29だろ！？しっかりしろよ！！』





情緒不安定かよ！！



本当にこんな2人が公安で日本大丈夫なのか？





降谷｢傷、痛くないか？｣





『ズキズキする感じはあるけど、喚く程じゃないよ。”まぁ、こんなもんなんだろうな”って感じ。』





諸伏｢シェリーを守ろうとして怪我したんだろ？赤井から聞いた。｣





『さ、流石情報早いね。』





伊達｢理由はすげぇカッコイイけどな？お前はもうちょっと自分の体を大事にすることを考えような？｣





『肝に銘じておきます……。』




萩原｢ついさっき、”ココ最近厄介事に巻き込まれすぎじゃない？”って話をしてたところだよ。｣





降谷｢殺人事件現場に遭遇、黒の組織との接触、今回の爆発事故。言われてみれば怒涛の追い上げの如く巻き込まれてるな。｣





『私、なにかしたのだろうか……。』





松田｢なぁ、こうは考えられないか？Aがこの世界に認知され始めた。｣





萩原｢ん？陣平ちゃん、もっとわかり易く……。｣





陣平さん曰く、ついこの間まで私は戸籍のないイレギュラーだったから、この世界に認知されず、事件、事故に巻き込まれることなく平和に過ごしてた。



だけど、ある日を境に私の戸籍がこの世界に現れた。



それによりこの世界に認知され始め、厄介事に巻き込まれ始めたという考えらしい。



本来なら”ぶっ飛んでんな……”って思うところだけど、時期を考えるとあながち間違いではないんじゃないかと思った。





『陣平さん珍しく冴えてるな。ところでおたくら仕事は？』





全員｢｢午後から出勤。｣｣





『一語一句間違えることなくシンクロ、流石です。』





まぁ、休みじゃなかっただけよしとしようか。



私が無事っていうのも分かったんだし、午後からの仕事はぜひ集中してやってもらいたいものだ。

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