【名探偵コナン】夢色traveler4

traveler185 ページ43

諸伏｢松田、終始萩原から目を離すなよ？コイツ前科あるから。｣





降谷｢一体何したんだ？｣





松田｢向こうの世界で飲み会した時、Aに手出して現行犯逮捕。後に諸伏の制裁を受けて一時離脱したんだ。｣





萩原｢あの時はほら……ね？わざとじゃなかったんだよ。｣





諸伏｢あれが、計画的犯行だったら今頃お前はここにいないからな？あと、次はないと思え。｣





萩原｢怖っ！！諸伏普通に怖っ！！目据わってるから！！｣





降谷｢萩原、お前は良い奴だったよ。安らかに眠れ……。｣





松田｢長年の付き合いだから骨くらいは拾っといてやるよ……。｣





萩原｢なんで俺が間違いを起こすこと前提で話すの！？｣





『ねぇ！！飲まないの！？あと、そういう系の話題は君たちシャレにならないんだから、やめなさい！！』







*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*

松田｢まだまだあるぞ、”エピソード･オブ･降谷”。｣





『聞きたい！！』





飲み会が始まればみんな出来上がるのはあっという間で、完璧に酔いが回っていた。



それでもまだベロンベロンじゃないところを見ると、みんな明日の仕事に支障が出ないようにセーブしているのがわかった。



というか、面白いくらいに全員明日仕事かい！！



なんで飲もうと思ったんだよ！！





諸伏「ゼロっていったら入学から卒業まで首席キープってやつが1番強いだろ。｣





『ハァ！？ずっと！？入学から卒業まで！？零さん本当に人間！？』





松田｢実技試験は降谷だけレベル違ぇし……。グループ組んで受ける実技試験なんて地獄でしかなかった……。｣





萩原｢人質の数多かったり、えげつない数のトラップ仕掛けられたりしたよな。それに必ず付き合わされる俺達。絶対他の奴とグループ組もうとしないの……巻き添えもいい所。｣





『でも、みんななんだかんだいって成し遂げてたんでしょ？化け物ぞろいじゃん！！』





伊達｢降谷は頭もキレてたから、成し遂げられたのはこいつの作戦あってこそだ。｣





よく”神は二物を与えず”って言うけど、零さん確実に二も三も持ってるじゃねぇか！！



頭いいわ、運動できるわ、強いわ、料理上手いわ、顔はいいわ、気遣いできるわ、飴と鞭上手いわで絵に書いたようなパーフェクトだな！！



出木杉くんといい勝負だよ！！



パーフェクト過ぎて、同じ人間とは思えないのだが！？

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